各期活動7期恒例同窓会 報告

平成28年の栄光学園7期生恒例の同窓会は、いつもの10月の第4土曜日(22日)に、横浜・中華街のいつもの広東料理の老舗で開催された。
建学後初めての卒業生が巣立った昭和28年に入学した我ら7期生も、来年は喜寿を迎えようという年齢になり、幹事団の「帰宅の足元の安全への配慮」もあって、今回初めて、夕刻ではなく正午の開宴となった。そのせいかどうか、出席者は37人にとどまった。平成23年の卒業50周年に69人が参集して以来、毎年少しずつ減ってきてはいたが、40人に満たなかったのは初めて。
参加される先生方の姿も残念ながら、年を追うごとに少なくなり、今回のご出席は我々が入学した年に学園に奉職された“同期”の稲田順一先生おひとりだった。
とはいえ、集まった面々は「髪が薄くなったり白くなったり」はあっても、揃って意気軒昂。盃を交わし合いながらの愉しく賑やかな談笑が会場に溢れた。
「土曜の午後でも仕事」で止む無く欠席、という未だ現役の猛者(モサ=体力・技能に勝っている人)も少なくない。そして、この1年間、天国のフォス校長に呼ばれたり、天狗さんの首取手に掴まれた者は「一人もなかった」(司会、荻原佳紀君の報告)というから、御同慶の至り。
現役組のひとりが、毎年きちんとした形で開催されるようになった7期同窓会の創始者で、それ故に恒久幹事長(?)の及能茂道君。いつもなら、彼の挨拶が開会の辞となるところが今回は、宴半ばに駆けつけてのひと言となった。
和気藹々の集いの時間は経つのが速い。会の始まりは例年と違っても、終わりは例年通り。今もなお「みずほフィル」でヴァイオリンを弾いている、これまた猛者の金澤洋君の指揮で「Eiko High forever」を熱唱。1年後に「揃って元気で再会」と声掛け合って、お開きとなった。
幹事団の一員、斎藤肇君によれば、7期は住所が判明、各種連絡が届いているはずの者が123人、住所不明が13人、物故者21人(28年10月現在)。ただ、同期会の諸活動はアラムナイのネットワーク「E―7」に登録している80人が中心になっている。
以下に、今年28年の活動(一部は予定)を列記しておく。

  • ◇新年会(1月5日=卒業直後から続いていたサッカー部の7期会が発展したもので、毎年同じ日、同じ内幸町のレストラン「シーボニア」で)
  • ◇ゴルフ会(9月8日の同窓会全体のコンペを含め3回、7期の会は5月16日と10月6日)
  • ◇みずほ銀行オーケストラ定期演奏会(1月23日と6月19日=前述の金澤君が演奏)
  • ◇観桜会(3月30日=斎藤君が主宰、千鳥ヶ淵を中心に)
  • ◇講演会(4月16日「中東一顧一望」=奥田斐規 / 11月12日=米澤潤一君「世界と日本の経済」)
  • ◇忘年会(12月1~2日=毎年同じ湯河原の瀟洒な旅館、貸切で)

奥田 斐規 (7期)