各期活動卒業60周年記念7期会

「卒業60周年記念7期会」は東日本で猛威を振るった台風19号の1週間後令和元年10月19日(土)41名が参加し7年連続となる中華街萬珍楼本店で開催されました。
本年も望月伸一郎校長、稲田順一先生に参加して頂きました。
7期生は昭和34年(1959年)に栄光学園高等学校を卒業し令和元年が卒業60年となります。昭和34年は皇太子御成婚、伊勢湾台風等昭和史に残る記憶に残る出来事があり数々の感慨深い思い出があります。
7期は本年も新年会に始まり新校舎見学会、花見、春秋のゴルフ、飲み会等元気で交流・交際の輪を広げました。
総合司会を務める荻原佳紀君の台風19号に被災された方へのお見舞いの言葉で開宴致しました。「昭和34年に卒業し昭和、平成、令和へと思えば遠くに来たもんです。年を重ねましたが今年も各種イベントを続けました」
6月24日永眠したサッカー部生駒直樹君に一同黙祷を捧げました。続いて齋藤肇より出席41名、欠席57名、未返信他33名との紹介を行い更に返信ハガキをもとに欠席者の近況報告を致しました。70歳台最後でもありご本人、ご家族の体調不安が目につきます。
引き続き「EACON 」への登録、アクセスのお願いを行いました。
また台風19号関連で同期生米澤潤一君が大蔵省時代の昭和52年に「総合治水事業計画」を策定しその目玉としての「鶴見川多目的遊水地」実現に貢献し今台風で多くの河川が氾濫する中で大きな効果を発揮した功労を紹介致しました。
続いて萩原淑薫君の乾杯の発声の後各テーブルごとに歓談に入りました。
準備した「EACON 7期名簿123名」「鶴見川多目的遊水地」「暴れ川」「昭和34年の出来事」の資料を回覧し歓談の話題作りを致しました。
歓談後及能茂道君より挨拶がありました。
「以前に比べ7期会も幹事一同丁寧な対応を心掛けているので参加者も減ることはない。医師である及能先生からは健康とは食べて運動しコミュニティに参加する事である」との貴重な言葉がありました。同期会への参加も高齢者には役に立っているようです。
稲田先生からは「6期から39期まで担任し退任30年となり92歳で教職員最高齢者となりました」と述べられました。続いて望月校長にご挨拶をお願い致しました。望月校長には今春特別に新校舎見学会をご計画頂きお世話になりました。
前週の台風の影響で高三父母会が本日に延期となり父母会でのご挨拶の後当会場に駆けつけて頂きました。
「父母には受験は子供の受験ですよと話をしました。この時期の父母のお気持ちも分かる気がします。望月校長は昭和34年生まれで7期とは何かのご縁があるようです。15号台風では校舎は強化ガラスでもあり無事でしたが大船からの栄光坂の大木が倒木しました。現在も通行不能でバスは別路線で運行しています。栄光の縦への繋がりを重視し6月にはブラックホールのチームリーダー38期本間希樹君に講演を依頼しました」とのご挨拶を頂きました。
この後何時もの通り金澤洋君指揮のもと「EIKO HIGH FOR EVER 」を全員で合唱しました。金澤君からは「最近は何かと物忘れする事が多くなった。認知症になりにくくなる生活を心掛けています。食事、睡眠、人間関係を良くする」と述べました。
最後に来年80歳を迎える7期生に逗子脳神経外科クリニックの医師脊山洋右先生から「認知症は病気であってその患者の半数はアルツハイマー病によるものです。一方MCI (軽度認知障害)は認知度の程度による状態を示す言葉であって病気ではありません。高齢者の4人に1人はMCIと言われています」とのコメントを最後に「60周年記念7期会」は幕を閉じました。

次回は2020年10月24日(土)に開催致します。
皆様と元気で再会出来る事を楽しみにしております

齋藤 肇 (7期)