2020年1月1日
栄光学園同窓会会長 山田宏幸(30期)
同窓会員の皆さま、新年おめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和になって初めての新年を迎えました。昨年のローマ教皇の来日や、今年の東京オリンピックなど、平和をイメージさせる出来事と、様々な国際問題や自然災害など、不安を感じる出来事が混在する昨今です。
このような不確実性を感じる時流ではありますが、同窓会執行部としては引き続き、変わらず継続、継承すべきものと、変えていくべきものを見極め、“人を繋ぐ、人が繋がる同窓会”をテーマとして事業を進めてまいります。
足元を固めるべく、環境整備の一環で、一昨年同窓会ホームページをリニューアルしましたが、現在では月2回の更新が定常的に行われ、概ね滞りなく運用されています。今後は一層ホームページを充実させるため、ホームページ運営委員会を活性化させていければと考えております。また昨年7月から、会員名簿を紙面から電子情報“EACON”でのサービス提供に替え、併せて会員の氏名やEACONへのアクセス方法などを掲載した“会員リスト”を皆さまにお送りしました。会員の皆さまのご理解とご協力により、EACONへのアクセス数は順調に増えておりますが、まだ道半ばというところです。同窓会や母校から会員の皆さまへ、どうしてもお伝えしたいことがある場合に、何らかお知らせが出来るようにさせていただきたいので、EACONにアクセスしていただき、e-mailアドレス、住所、電話番号など、どれか一つでも結構ですので、情報をアップデートしていただければと思います。
今年度は、新たな時代を迎えての本同窓会のあるべき姿を模索するため、中堅、若手の幹事を中心に“栄光学園同窓会のビジョン検討”特別委員会を設置し、月1回のペースで委員会を開催して検討を進めています。これは、あるべき姿の模索のためだけでなく、現執行部が先の会長以下執行部から引き継いできたものを次へ“繋ぐ”ための礎とするものでもあります。同委員会メンバーが活発な議論を展開し、幹事から選出された座長を中心に整理を進めておりますので、どのような形になるかは正直まだ分かりませんが、令和2年度の定期総会の頃には、2019年度活動の成果としてご報告出来るのではないかと捉えております。
さて、今年の3月で、グスタス・フォス初代校長先生ご帰天後30年を迎えることとなります。30期生である私の世代が、在校時に直接フォス先生と接点があったほぼ最後の世代だと思います。学園とも相談し、栄光祭など適切な時期や場所を捉え、フォス先生に思いを馳せていただくとともに、学園の歴史を後世に伝えるため、学園アーカイブを利用するなどした企画等を検討しております。後日、改めてご案内いたしますので、是非ご参集ください。
その他、昨年9月のイエズス会校4校同窓会の共同イベント開催と今後の定期的な共同事業の実施、本年3月に予定される栄光同窓会関西支部の立ち上げ、会費納入方法の利便性向上のための施策と納入率アップのための工夫など、本同窓会がさらに発展するための“種”は様々あり、少しずつ水をやりながら、会員の皆さまとともに育てていければと思っております。
本年春には、68期生を新たな会員として迎えます。また、2023年には同窓会が70周年を迎えることとなります。全ての世代、全ての会員が、繋がりたいと思えば、どこかで、何らかの形でいつでも繋がることのできる同窓会に近付けていけるよう、執行部一同、今年も頑張ってまいりますので、ご理解ご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。