2023年1月吉日
栄光学園同窓会会長 山田宏幸(30期)
同窓会員の皆さま、新年おめでとうございます。
少しずつwithコロナが定着し、国が発出する行動制限も基本的に無くなった状態で新年を迎えておりますが、皆さま、お元気、ご無事にお過ごしでしょうか。日本では、多くの方がマスクを着けているとはいえ、ほぼリアルな日常が戻りつつあるものの、お隣の中国では、ゼロコロナ政策を転換した後にコロナ大流行となり、日本への影響を含め、未だ心配な状況もございます。
今後、新型コロナウイルス感染症が終息していくのか否か。コロナ禍の影響で、3年ほど前から同窓会も様々な制約を受けていますが、皆さまのご理解とご協力のもと各事業を進め、昨年度からはリアルでの活動も、少しずつですが実施出来るようになってきました。改めてご協力に感謝申し上げますとともに、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年の同窓会定期総会は、withコロナの中、5月21日にリアル&ZOOMのハイブリット形式で開催しました。議案の可否については、総会参加者の可否及び、コロナ禍をきっかけとして導入した“議決権行使書”による各委員の皆さまのご回答によることといたしました。全議案有効総数賛成で可決、ご了解いただき、今年度も同窓会事業を継続することが出来ています。
また昨年は、5月14、15日の栄光祭当日と、5月21日の定期総会当日に、学園聖堂ホールをお借りし、“グスタフ・フォス初代校長先生特別展”をリアルで開催することが出来ました。念願叶い、3年越しでこの企画を実施できたこと、また多くの会員、学園関係者の皆さまがご来場くださり、お楽しみ、お喜びいただけたことに、執行部一同感無量、大変感謝しております。
会報THE EIKO ALUMNIは、4月発行の第97号から紙面をオールフルカラーで全面リニューアルし、第98号ではフォス初代校長特別展を特集して、会員の皆さまへお届けしました。
12月には、姉妹校同窓会執行部が参集し課題協議、意見交換する“JJHAF(イエズス会校同窓会連絡協議会)”をリアル&ZOOMで開催することが出来ました。コロナ禍前は、概ね1年に1回、各校幹事(会場)持ち回りで会を開催し、各校同窓会会長等執行役員が参集していました。リアル開催は3年ぶりでしたが、対面での協議、意見交換、さらには会議後の懇親は、やはり良いですね。今回初めてお会いした姉妹校同窓会若手役員とも、以前から知り合いであった、繋がっていたような不思議な感覚。やはりこれも、イエズス会教育6年の賜物といったところでしょうか!?
2023年は、現執行体制2年目の仕上げとして、財務検討特別委員会の中間報告に向けての取り纏め、WEB環境のさらなる充実、ホームページでの動画配信や会員名簿サービス“EACON”の有効活用のための工夫や、e-mailアドレス、住所、電話番号など情報のアップデート促進、同窓会アーカイブの整理、さらには同窓会70周年事業検討などを進めていきます。
そして5月の総会では、2022年度収支決算案、2023年度事業計画及び収支予算案、そして新執行部体制案を議案としてお示しし、ご審議いただく予定です。会則により、会長任期は1期2年、最長3期までと定めておりますので、私の任期は2022年度限りとなります。次代を見据え、新執行体制案とともに、2023年度事業計画及び収支予算案をお示しし、ご審議いただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。また、2023年には同窓会が70周年を迎えることとなり、事業部を中心に、記念イベントなどを検討しておりますので、皆さま是非ご参加ください。
引き続き、1期から70期までの全ての世代、1万2千人全ての会員が、繋がりたいと思えば、どこかで、何らかの形でいつでも繋がることのできる同窓会に近付けていけるよう、執行部一同、今年も頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。