まだ戦後間もない1947年、母校栄光学園は、神奈川県横須賀市の田浦(住所は船越町)に開学しました。1964年に現在の大船へ移転するまでの約17年間は、栄光のルーツとも言うべき学園の創設期、旧田浦校舎の時代です。
もとは学園が使用した旧海軍の施設が建ち並び、今は海上自衛隊が基地として使用している敷地に、当時の建物で唯一残存する旧中学校舎。その建物が解体されるらしいという情報を、朝日新聞横須賀支局の記者から得ました。
校舎や校歌は同窓会のアイデンティティとも言うべきものなので、同窓会として歴史を物語る懐かしい旧校舎の姿を記録にとどめ、後世へ伝える必要があると考え、旧田浦校舎見学・アーカイブ動画撮影ツアーを実施しました。
2020年10月28日午後、当時を知る田浦時代の卒業生5人(1期 徳永良輔氏、6期 三春勝正氏、10期 青木嘉光氏、13期 高須保氏、13期 前山茂雄氏)と山田同窓会長が集い、当時の正門辺りから通学路をたどる形で、すでに取り壊されている旧講堂・体育館・高校校舎前・修道院・御聖堂の跡地(現在は新しい施設が建っている)を経て、旧中学校舎を見学し、一連の動画を撮影しました。
今後は、当日の映像などを幅広い世代に興味を持っていただけるような構成でまとめ、同窓会ホームページや栄光祭OBの部屋などで鑑賞していただけるよう、準備を進めていきます。(見たことのある番組風の演出、お楽しみに!)
広報部
朝日新聞 神奈川版(2020年11月7日発行)に、関連記事が掲載されました。
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朝日新聞 インターネット版URL
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当日の様子を写真でお伝えします。