ホーム活動報告・会報記事支部等活動晴れの国から -第8回 岡山栄光会-

支部等活動晴れの国から -第8回 岡山栄光会-

岡山栄光会は、8月9日猛暑のなか、倉敷市内の倉敷ロイヤルアートホテルで、今年2月23日の会合から、半年を経て夏の例会が開催された。当日の参加者は7名。
最年長の広島大学名誉教授の水田さん(13期)は、京都大学東洋史科に入学したのち、西欧中世哲学の研究家となられた。広島大学への通勤にも便利ということで、3年前に岡山県真備町に移住。真備町は、吉備真備で有名だが、先生は、地元で吉備真備についての講演会も開催。最近、神経痛で左半身にいたみを感じていたが、自然治癒したとのこと。黒川さん(14期)は、元三菱商事。長い商社マン生活で、転勤族として日本各地を回り、どこかでお子さんたちに定住の場をと探していたところ、縁あって倉敷に終の棲家を見つけた。晴れの天気が多く、台風も来ないという岡山県は住みやすいところとのこと。
伊藤(雅)さん(18期)は、倉敷中央病院の外科医。豪雪地帯の越後高田での病院勤務の後、京大の医局から、当地に転勤した。台湾の李登輝総統が心臓の手術をしたことでも知られる倉敷中央病院で主任部長として腕を奮っている。お酒はめっぽう強いとお見受けした。現在は、オペ等の現場から離れ、医院長補佐として病院経営に関与しているとのこと。なにぶん、この年になると共通の話題は健康問題、伊藤先生にはみんな遠慮なく、自分の健康相談をするので、にわか医療相談会の雰囲気に。
岡本さん(20期)は、「マッサン」のニッカウヰスキーから、現在自動車部品メーカーの地元グローバル企業「丸五ゴム」に転身。オーナーファミリーとして経営の中核を担っている。当ホテルのバーにもキープボトルがあり、バーテンとも顔見知り。
太田さん(31期)は、興銀出身で、ロングブラックパートナーズ㈱で、岡山県の地域ファンドを運営。毎月、岡山に通っており地元企業の再生と育成に関与している。さらに熊本でファンド設立、税理士法人の立ち上げなど、忙しいそうである。
菅昌さん(43期)は、国交省から岡山県警への出向中。県警のナンバー2として警察官の内部統制を担当。この度ベルギーにいる音楽家とご結婚とのこと。中高年の健康問題から、一転して華やかに結婚話に。参加者はめでたいことと大喜びで菅昌さんを弄っていた。
聞けば、早川(21期)の同期の近藤先生が担任だった時期もあるとか、歳月は、確実に人々を追い抜いていく。
今年はG7サミットの分科会として、倉敷で教育相サミットが5月に開催されたほか、JRのデスティネーションキャンペーンとしても取りあげられ、盛り上がりを見せる岡山県。近郊の栄光OBの方も是非、ご参加ください。お越しの節は、是非ご連絡ください。

岡本 卓郎 (20期)
早川 良一 (21期)