藤沢栄光会では、2016年9月10日に、藤沢駅からほど近いレストラン レ・シャンブルにて3年ぶりに総会を開いた。
当日は藤沢市在住の同窓生25名に加え、望月校長先生、近隣栄光会からは逗葉と鎌倉からの参加を頂いた。
始めにこの3年間に鬼籍に入られた2名の会員のために黙祷を捧げた。
総会では、牧野会長(9期)の挨拶に始まり、役員の変更、会計報告を行った。今後、より多くの藤沢栄光会の機会を持ち、メールシステムを有効に使い、連絡を活発化し、活動への参加の機会を拡大するツールにすることなどが論議された。この中で、藤沢栄光会の開催頻度を上げることも要望され、今後の課題として、新幹事で検討をすることになった。
総会に続いて、望月校長による「70周年記念事業など栄光学園の現状」と題して講演を頂いた。今までホームページや同窓会誌などで触れられていたが、プロジェクタを使ったプレゼンテーションで、具体的な70周年記念事業である校舎建て替えの全貌とその進み具合などの内容が手に取るように把握できた。特に、校舎を総2階建てにし、空を広く見せることや、一階を鉄筋コンクリートにして、二階部分は国産檜を使ってエコロジーを主眼にした点などが優れていると感じたのは、私だけであっただろうか。
会計担当の20期篠原氏から、「栄光学園後援会」の内容が改めて説明された。この後援会は栄光学園父兄が中心で学園への支援するための会ではある。現在は70周年記念事業への支援を中心にしている。この事業への寄付で所得税の還付を受けることもできるので、藤沢栄光会メンバーからの協力を呼びかけられた。
続いて、出席者の中で最高齢の3期三神氏の乾杯より、懇親会が始まった。藤沢栄光会としては、今までのカトリック藤沢教会から初めて会場を街のレストランにした懇親会であったので、お互いの距離感が縮まり、暖かいおいしい料理に舌鼓を打ちながら、旧友とのよもやま話に花が咲いた。
近隣の逗葉栄光会から田中会長、鎌倉栄光会から村田事務局長もご出席いただき、ご挨拶を頂いた。田中会長から逗子市は「フェアトレード市」の宣言をしており、国際的な貢献もしている、との話があり、印象的であった。
最後に皆で、「千里の波濤」、「緑なす相模野」、それに「Eiko High Forever」を青春に帰って声高に歌い、再会を期して解散した。
牧野 進一 (9期)