ホーム活動報告・会報記事支部等活動栄光サッカー部OB会 伝統ある第24回JJHAF4校サッカー対抗戦で優勝

支部等活動栄光サッカー部OB会 伝統ある第24回JJHAF4校サッカー対抗戦で優勝

JJHAFは普段あまり耳にしない単語ですが、実は「日本イエズス会校同窓会連絡会」の略称です。文字通り兄弟校の同窓会連絡会として事務方会議が毎年開催されていますが、遡ること四半世紀になりますが、当時の栄光同窓会会長沼田会長の号令により栄光学園、六甲学院、広島学院、上智福岡(旧泰星)の4校交流促進のためにまずサッカー部が率先して交流試合に取り組めという至上命令が下され、以来、開催会場を持ち回りにしながら毎年秋に対抗戦を開催しています。2016年度は、栄光が大会幹事校を仰せつかり第24回横浜大会を開催し、2008年以来久しぶりに「優勝」を飾ることができました。

JJHAF4校サッカー対抗戦は、およそ毎年次のようなプログラムで構成されています。

■前夜祭
2016年10月29日(土)18:00~20:00

六甲、広島、福岡各校とも関東在住者を含めて10~15名ほど集まり全体で約70名の大宴会となり盛況でした。
会場は、中華街のお店を貸切り、旧知の友との再開を祝しながらの舌戦も交えて対抗戦の前哨戦は大いに盛り上がりました。
今年は、栄光サッカー部OB会が幹事校として運営に当たったため、開催校関係者として校長、指導部長、教務部長らの先生方にもご出席いただき、また同窓会会長、副会長にもご列席いただきサッカーによる交流戦が毎年いかに脈々と繰り広げられているかをご覧いただきました。

■交流戦
2016年10月30日(日)9:00~17:00

栄光の校内があいにく校舎立て替え工事中という事もあり、グランドはサッカー部OBが役員というご縁で、二宮にある「あいおいニッセイ同和損保 湘南東保園」の極上天然芝のグランドを借用しました。
六甲では校舎前に素晴らしい人工芝グランドが完成していて六甲で開催される度に羨ましく感じますが、栄光も校舎立て替え工事が終了したらこのような素晴らしいグランドを新校舎と共に一体化した校内環境整備計画に是非とも盛り込んでいただきたいものです。広島や福岡も気持ちは同じとのこと。今後が楽しみです。
前夜祭の翌朝、各チームとも元気にグランドに集合し約100名規模の4チームトーナメント大会となりました。
本大会では、伝統的な独自の得点ルールを採用しており、通常のゴールは1点ですが、得点者が50代だと3点、60代だと4点、70代以上は5点勘定となります。この独自ルールの適用により各チームとも一喜一憂しますが、20代から70代までのOBが一体となって交流戦とは言え真剣勝負で臨みます。
大会開催の挨拶に始まり、初戦、栄光が常勝広島に10:5で快勝。次の六甲-福岡戦は、若さの福岡が勝り2:0で勝ちあがり、例年に無い大波乱の展開となりました。
決勝は栄光が頑張り1:0で福岡を押さえて見事優勝を果たし有終の美を飾りました。

■表彰式・懇親会

試合後、グランド併設の研修施設でお風呂を頂き、さっぱりしたところで、70名を超える勇士が集い乾杯!互いの健闘を讃えながら和気あいあいと表彰式を行いました。
研修所の食堂でケータリングによる大宴会となり、遠方からの参加者も帰りの新幹線を気にしながらも、また来年も開催校の六甲での再開を誓い、無事終了しました。

昨年からイエズス会の経営方針が変わりましたが、ともかく兄弟校が毎年何処かに集いお互いの技を競い合いながら交流を深めることを体で体験する素晴らしい機会ですので、他の部でも是非このような交流に挑戦していただきたいと思います。

高橋 正明 (19期)