10月15日(日)夕、野球部OB会の集いを学園聖堂ホールで行いました。
野球部OB会では、設立当初からOB間親睦の野球大会をやろうとアイデアが出ていましたが、29年度総会で実施を正式決定し、昼間は親睦野球大会、夕刻から懇親会を学園グランド、聖堂ホールをお借りして行うことで準備を進めてきました。
野球部OB会長の12期花井勝三さん、事務局長の17期坂本永造さん中心に20期代3名が加わり準備委員会を結成し、①チームは各年代のバランスをとるも同期は同一チームとし、3チームで巴戦を実施する、②30年度からの新規格ボールを購入し、試合で使用後に現役に寄贈する、③懇親会は聖堂ホールを借りて行う、などを取り決め、参加募集したところ、昼間で60名超、懇親会で50名超の参加申し込みがありました。
準備委員会としては、当日の天候がほほ笑むことを切に祈っていたのですが、秋雨前線停滞の影響で前々日から当日まで終日雨模様で、結局、昼間の野球試合は中止、16時からの懇親会のみを行うことになりました。ところが、なんと懇親会参加申込者ほぼ全員が出席し、50数名での盛会な宴となりました。
参加者は、1期の徳永良輔さんをはじめ70歳代以上8名(10・12・13・14期)、60歳代21名(15・17・19・20・22・23・24期)、50歳代15名(25・27・28・29・32・33期)、30歳代以下8名(47・54・61期)、ゲストとして19期飯野習一先生、野球部吉田明生監督をお迎えし、旧交を温め合いました。
*40期代以降の若手OBからは昼間の部に多数の参加申し込みがありました。
花井会長の開会挨拶の後、乾杯は野球部を創った1期の徳永先輩に音頭をとってもらい、和やかに宴が始まりました。徳永先輩からは、栄光設立当初フォス校長らドイツ人は野球そのものを知らないので部を創る時に苦労したとの話があり、皆「なるほど」と感心・得心しました。
現役への支援として、結局未使用の新規格ボール3ダースを吉田監督へ贈呈しました。準備した救急医療用具も32期野球部OBで長年監督をされた壱岐先生へ贈呈しました。壱岐先生からは、新校舎など新装なった栄光学園の紹介や田浦時代の写真を含んだ栄光70周年記念映像の紹介も併せてしていただきました。
また、全国大会に唯一出場した54期の辻居弘平さん・前田善博さんのスピーチ、指導者として名をはせた24期の柏崎弘治さんの熱いトーク、13期須須木永一さんと20期三浦修さんコンビから横浜弁護士会と栄光野球部OBとの定期戦の参加案内などを受け、最後に野球部顧問を長年していた飯野先生からもスピーチを頂戴しました。
参加者は、歳も顧みず野球をプレーしたい野球小僧ばかりですから、宴の途中から次回昼間の部の早期開催の声が多数上がっていました。締めの花井会長の挨拶の中で、「来年度になると思うが学園と調整し必ず野球試合を企画する。」との力強い宣言があり、皆で再会を約し旧交を温めた宴はお開きとなりました。
(追記)
本行事が成功裏に開催できたのは、12期花井会長及び17期坂本事務局長の企画力、全体マネジメント力はもとより、準備委員として新規格ボールや用具の手配、ケータリング窓口を担った23期小林孝義さん、救急医療用具手配など医者の立場で準備をした25期星山雅樹さんの両名、学園側の窓口として準備・手配に尽力くださった32期壱岐太先生、当日場の状況を的確に判断し懇親会を司会・進行した29期原田冬彦さん、写真班として貴重な写真を撮ってくれた20期の嶋津清隆さんたちのおかげです。紙面をお借りして感謝の意を表します。
この日のためにグローブを新調した準備委員
吉永 正信 (20期)