ホーム活動報告・会報記事支部等活動栄光同窓カトリックの会総会と高垣氏(14期)講演会のご報告

支部等活動栄光同窓カトリックの会総会と高垣氏(14期)講演会のご報告

栄光同窓カトリックの会(世話人代表 菅田栄一5期)の第20回総会と高垣洋一郎氏(14期東京大学博士)の講演会が11月4日の午後、カトリック大船教会で開催された。
総会は講師高垣氏を含め22名の会員が出席、代表挨拶の後、昨年度の活動実績の報告と土屋副代表よりイエズス会兄弟校4校長のパネルトークの出席報告(8月開催)として、イエズス会教育理念をどう継承するか、グループで識別しようとする動きがあることが報告された。なお、事務局からは、小池正克氏(22期)が世話人に加わったこと、メールアドレス登録会員や世話人の募集や会員からの企画・提案を求めていることが報告された。

続いて、一般参加者23名を迎えて、高垣洋一郎氏の講演会(演題「ポストゲノム時代のパラダイムシフト」)を開催した。
高垣氏は、遺伝子と染色体、ゲノムの用語と生物学・遺伝学から生化学そしてゲノム科学への歴史の流れを説明し、20世紀の遺伝子決定論とヒトゲノムDNA配列解読結果の新発見を解説された。ゲノムが環境の影響を受けること、遺伝子診断は特定の疾患には有効とはいえ遺伝子治療は全般的に成功とは評価されず、潮流は再生医療に移っていること。
さらに遺伝子改変作物の問題点なども丁寧に説明され、人間の生命を守る上で何が大切か多くの視点と生命科学の課題を明らかにしていただいた講演会であった。

当日の参加会員は下記の通りである。(敬称略、カッコ内は入学期)

渋木(1)、 前川(1)、 東海林(2)、 梅津(4)、 岡(4)、 合田(4)、 菅田(5)、 小金沢(6)、 角村(6)、 中村(6)、 浜田(6)、 福井(6)、 石川(9)、 花川(11)、 藤村(11)、 土屋(13)、 南條(13)、 新井(14)、 大島(14)、 佐野(14)、 高垣(14)、 久保(16) (一般参加者は略)

花川 泰雄 (11期)

栄光同窓カトリックの会 14期高垣氏講演の様子