コロナのため4年振りとなりました、栄光学園法曹会年次総会が、昨年12月7日で、日比谷松本楼で開催されました。当日は、法曹会会員の皆様に加え、栄光学園税理士、公認会計士の先生方にもご列席いただき、総勢48名のご参加をいただきました。
今回のゲストスピーカーは、一昨年に、栄光学園初の最高裁判所判事にご就任されました、尾島明会員(栄光25期)です。尾島判事は、裁判官として幾度も最高裁判所の調査官を歴任されただけではなく、通産省(現・経済産業省)出向時には、WTOの発足に尽力され、国際的な貿易のルールの設立のために大変貢献されました。当日のスピーチでは、「良い裁判とは何かを考えてみる」というテーマで、裁判の当事者にとっての「良い裁判」、そして、社会、国民にとっての「良い裁判」という観点から、中立、独立、透明、適時という4つの欠かせない視点につき、法曹界に身を置く者にとっても、目の覚めるような視点での貴重なお話を頂戴することができました。
スピーチの後は、各出席者全員に近況を伺うことにいたしましたが、4年振りと言う事も有り、また、お話の上手な先生ばかりですので、いずれのお話も笑いの絶えない、大変有意義なセッションになりました。
栄光学園法曹会は、毎年、12月の第1木曜日に年次総会を行い、いつも盛会ではございますが、近年、新しく法曹界に入られました栄光生を把握することがむずかしくなっており、若い期の会員のご参加を増やすことが喫緊の課題となっております。この記事をお読みになり、法曹会のまだご参加頂いてない方がおられましたら、ぜひ、会長の金兵までご連絡いただけましたら幸いです(同窓会事務局にご連絡いただければ私に連絡がつきます)。宜しくお願いいたします。