OBと現役の正月野球交流
2024年1月3日、コロナ禍以前は毎年恒例となっていた栄光野球部OBと現役部員との野球交流が復活いたしました。
「新年栄光野球」と銘打っているこの企画、15年以上も前に「新年になったら栄光のグラウンドでキャッチボールでもしようよ」という47期周辺の発案で始まり、数年後には毎年1月3日に固定し、現役部員の有志にも参加してもらうようになりました。2015年に野球部OB会が発足すると対象者が野球部OB全体に広がり、コロナ禍で中断する前は毎年20名以上のOBが参加するイベントになりました。
今年2024年の新年栄光野球には、12期から74期の現役部員まで幅広い年代に亘って30名が参加しました。10時に集合し、12期花井会長の挨拶のもとキャッチボールから開始いたしました。
ホームベース前で記念撮影
キャッチボール
次に、参加者30名を現役中高大学生と社会人OBとの2チームに分け、時間制の対抗試合を実施しました。この日のために、人知れずバッティングセンターで自分の打力を確認してきた者やランニングを続けてきた者もおり、全員嬉々として投げ・打ち・捕り、かつ走っていました。現役部員の投じるキレのある球にOBが翻弄されるシーンもあれば、社会人OBが現役部員を圧倒する猛打や圧巻の挟殺、気迫のこもったカバープレイを見せるシーンもありました。図らずも試合は白熱し、初回を除き完封に抑える締まった展開となり、打つ方も守る方も親睦を忘れて真剣になっていました。結果は時間切れ4対0で現役中高大学生チームが勝利しましたが、みんな本当に野球が好きな仲間であることを再認識しました。試合が終わると皆でトンボをもってグランド整備をしました。
試合風景1
試合風景2
バッティングマシーン
試合後は、新しく導入された2台のバッティングマシーンをグランド上で体験することができました。
昼食会は美術室で行われました。ほっともっとの弁当を食べながら各自自己紹介をしました。OBは仕事のことや現役時代の思い出を語るとともに現役生に応援メッセージを送り、現役部員は春の大会への意気込みを語りOBに期待をもたせて大いに盛り上がりました。
試合後の懇親昼食会1
試合後の懇親昼食会2
現中学監督の32期壱岐先生からは現在の学園と栄光生の様子についてお話しいただきました。OB会より試合球2ダースと医療キットの贈呈を行った後、秋の野球部OB会野球大会、OB懇親ゴルフ会、来年の正月野球等の予告がありました。
このイベントを通じて、参加者一同、タテ、ヨコの繋がりを強く感じるとともに、新たな一年の始まりに英気を養うことができました。
最後に、リーダーシップを発揮して取り纏めをしていただいた花井会長、その他弁当・飲み物の手配や用具、ボール寄贈、医療キット寄贈等の準備、受付、実技担当をしていただいた、23期小林選手、24期柏崎選手、25期星山選手、29期宮島選手、35期柏木選手に感謝申し上げます。
星山 雅樹 （25期）