支部等活動2024年OB野球の集い

10月13日(日)好天の下、2024年OB野球の集いを実施しました。
昨年10月15日(日)に企画した集いは生憎雨のため中止せざるを得なかったため、今年は待ちに待っていたOB30名が集合しました。
集合時間の9時半前から、外野でランニングする者、キャッチボールする者、入念に素振りをする者、あるいは自信なさそうにうろついている者など、それぞれがゲーム開始の瞬間を待ちました。
定刻がきて、12期花井会長のご挨拶から始まり、事務局からのルール説明の後、1塁側チーム、3塁側チームに分かれていよいよプレイボールです。

試合前のあいさつ

主なローカルルールはフォアボール、パスボールはなし。選手交代、打順交替はほぼフリーとなりました。
参加者の中にはそれぞれの学校・地域などで現役を張っている選手も多く、キャッチング、スローイング、バッティング、ランニングという野球の基本を未だに高い水準でキープしていることに驚きました。
特にスピード豊かな投手と鋭いバットスイングの打者の対決は、現役の栄光野球部のプレイを彷彿とさせるほど十分見応えのあるものでした(ちょっと言い過ぎ)。

鋭いバッティング

ただし、外野フライに関してはさすがに足腰の弱体化で簡単にポテンヒットを許してしまう場面もあったことは否めませんが、草野球によくある「あ~あっ!」というひどいレベルのものではありません。
試合は、手に汗は握らなかったものの、ライト外野ネット直撃のヒットや思わぬ好守備などもあり、ロースコアの接戦となりました。
当初1時間半程度とした試合時間も、選手のきびきびした攻守交代もあり、予定の11時ちょっと過ぎには7回戦が成立し、3塁側チームの5対2での勝利でゲームセットを迎えました。
なお、試合途中で選手の故障アクシデントがありましたが、First Aid Kitの用意が功を奏し、25期星山ドクターの適切な処置で事なきを得ました。
試合終了後はいよいよスピードガンとピッチングマシンのチャレンジタイムです。
まず、スピードガンには5~6名が挑戦しました。だいたいが115~6キロ(一部105キロ)の中で、120キロ台を連発する選手がいました。最高は129キロで、あとちょっとで130キロは出ませんでしたが。次回までにさらに研鑽を積んで是非130キロ台を記録してほしいと思います。

スピードガンコンテスト

次は、ピッチングマシンに挑戦です。ピッチングマシンはバッティング練習だけではなく外野フライの練習にも活用されているとのことでありますが、現役時代にバッティング練習の時のピッチャーのノーコントロールや外野フライのキャッチング練習の時のノッカー技術の拙さで苦労したことを思い出し、羨ましくなりました。
特に、ピッチングマシンにチャレンジする選手が多く、終わった時は1時を過ぎていました。その後全員西棟1Fの美術教室に集まり、自己紹介をしながらホットモットの弁当を食べ、惜しみながら解散となりました。
忙しい中、この会のために尽力された12期花井会長、準備と運営に携われた23期小林さんと24期柏崎さん、医療担当の25期星山さん、当日グランド整備に尽力された35期柏木さん等、皆さま、本当にご苦労様でした。
最後に、今回の集いにも田浦を知る世代では花井会長と野球の戦力にはならない17期4名のみの参加ですが、もう少し高齢者の方が観戦と食事だけでも参加してくれると良いと思いました。
また、会長、事務局が高齢化している中で後継者を考えていく必要もあると思います。
今日は、ホームカミングデイとも重なり、サッカー場やテニスコートにもたくさんの選手や応援の皆さんがいらっしゃいましたが、我々の野球場が最も熱く盛り上がっていたことは間違いありません。

スマイルで記念撮影。同伴家族も一緒です

17期 松井 孝志