令和6年11月24日、快晴の横浜崎陽軒本店にて8年ぶりに栄光医師会総会・講演会・幹事会が開催されました。本来はオリンピックの年に4年ごとに開催していますが、前回はコロナ禍で中止を余儀なくされたため8年ぶりの開催となりました。7期の大先輩から71期の若手まで、研修医、医学部生も多く参加し総勢130名が集まりました。
まずは栄光医師会鬼頭文彦会長(14期)より栄光医師会の歴史や現状についてご挨拶いただきました。続いて柳下修栄光学園学校長先生(29期)、河原光博栄光学園同窓会長(37期)よりご挨拶いただきました。司会進行は藤井(31期)が担当致しました。
続いて講演会に移り、講演は大川淳横浜市立みなと赤十字病院院長(24期)に「専門医制度の成り立ちと課題」という演題でご講演いただき、座長は松本直樹聖マリアンナ医科大学薬理学主任教授(26期)にお務めいただきました。大川先生は東京医科歯科大学(現東京科学大学)時代から専門医制度の刷新に中枢で深くかかわっておられ、その議論の過程から現状について、また医師の地域的、専門科目的な偏在の問題について詳しくご解説いただきました。会場からは、特に外科医から外科医激減の現状に対する機構の対応など多くの質問があり大変議論が盛り上がりました。
全体写真撮影の後、懇親会場に移動し、一転和やかな雰囲気になりました。懇親会の司会は小島一郎先生(41期)が担当し、乾杯のご発声を伴孝先生(22期)にお願いして、その後は同期生同志、同じ専門同志、部活動の先輩後輩などで集まりながら各所で久しぶりの再会を楽しんでいました。18時からは古谷正幸先生(56期)のジャグリング+皿回しの大道芸が始まりました。すでにご存じの方も多いと思いますが古谷先生は医師としての勤務の傍ら大道芸で世界各地を飛び回り数々の賞を受賞されているプロフェッショナルです。その卓越した技とトークに会場は拍手喝采で大盛り上がりでした。
最後に、閉会のご挨拶を及能茂道先生(7期)よりいただき、栄光医師会のさらなる団結および4年後の再会を約束して閉会となりました。
栄光医師会事務局長 藤井 真(31期)