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寄稿・投稿栄光ヒュッテに行ってきました

2023年7月13日(木)、11期の太田元夫・山口力也・奥山巌の3人で丹沢札掛にある栄光山小屋(栄光 ヒュッテ)に行ってきました。その時の様子をお知らせいたします。

9:00秦野駅に集合して出発。といっても若いころ歩いた蓑毛や ヤビツ峠行きの神奈中バスに乗るのではなく太田君の車で 山小屋近くにある丹沢ホームの駐車場まで。

出発すると すぐに坂道、舗装されているがくねくね曲がった狭い道、 前から車が来ないことを祈りながらゆっくりと登っていく。 こんな道でもヤビツ峠まではバスが通っている。30分ほど して丹沢・大山国定公園の碑が立つ見晴らしの良い場所に 着いた。 雨が少し降っていたが昨日までの猛暑が収まり涼しい風が顔に当 たる。10分ほど休憩して再出発。

ヤビツ峠を過ぎると20分位で丹沢ホーム到着。駐車場に車を置いて鍵を預かる。ヤマヒル対策で 長袖シャツに着替え、ズボンの上から厚手の靴下、軍手に塩を振りかけて山小屋へ向けて歩き始める。 5分ほど山道を下ると建物が見えてきた。「あ!栄光の山小屋だ」早速カメラでパチリ。

階段を上ると栄光ヒュッテの看板がー60 年位前全員で撮った写真の光景が浮かんできた。 鍵を開けると中は真っ暗、窓の隙間と入り口からさす光だけが頼り。目が慣れてきた。見渡すと入り口付近のテーブルに数個のランプと食器が、奥に入ると沢山の布団が積んであっ た。こんな狭いところにワーワー騒ぎながらみんなで寝ていたんだ。

裏に回ると炊事場が有り 水道からちょろちょろ水が出ていた。多分寒いときに凍らないように水を流しているのだろう。 早速飲んでみた。思っていたよりも冷たくなかった

下に広場が見えた。確かここでキャンプファイヤをしたところだ。燃え盛る焚火の前で若くして 亡くなった川島千明君の「Over the Rainbow」低い歌声に感動したことが蘇ってきた。30分ほ ど見て帰ることにした。折角来たのだからと栄光学園で貰った利用許可証に日付と3人の名前を書いてテーブルの上に置いた。短い時間だったが来てよかった。思い出に残る 栄光ヒュッテ訪問だった。

今回の山小屋訪問、5月に開かれた「イレブン会」親睦会の折に、山岳部の田中泉君から「栄光山小屋が存亡の危機に瀕しておりこれを なんとか防ぎたい」との話があったのが発端。これを防ぐには、卒業生の山小屋使用実績を上げることが必要で丹沢 山小屋に行って欲しい。特に山に登ることは必要なく、山小屋に行って、山小屋に有る日誌に 記帳して欲しいとのことでした。バスでも行けますし、車でも行けます。是非ご検討くださいとのことでした。

栄光ヒュッテに行くには柳下副校長宛ての利用許可証申請が必要です。
メールアドレス:yagishita.gi4@eiko.ed.jp