ホーム活動報告・会報記事各期活動恒例 27期ソフトボール大会 初めて校外グラウンドで開催!!

各期活動恒例 27期ソフトボール大会 初めて校外グラウンドで開催!!

20年余り前から同期の幅広い支持を得て毎年続けられてきた27期ソフトボール大会は、今や30名近い同期や恩師が集う我が期の一大イベントである。それが今年はあやうく途切れそうになった。新校舎建設のため、OBを含めた外部者のグラウンド使用が不可となったからである。昨年末の同期忘年会でそれを聞いた我々幹事団(硬庭部・軟庭部OB)は頭を抱えた。季節の良い5月の週末に校外で借りられるグラウンドのあてなど全くない。だめならいっそ旅行やハイキングに替えるかという声もあがる中、ともかくトライしてみようと有志が手分けして公営グラウンドの抽選申込を繰り返すうちに、渋谷君が鎌倉市深沢のグラウンドに見事当選。為せば成る。求めよ、されば与えられん。やるべきことを、やるべきときに、きちんとやれ(でしたっけ?)。こうして5月29日(日)、同期各位や飯野先生のご協力をいただいて、今年もなんとか幹事団の責任を果たすことができた。
例年、海外赴任中の同期の中にはこの大会に参加するためにわざわざ東京への出張用務を作って帰国し、家族にまであきれられる者が出るほどだが、今年はシカゴ在住の耳鼻科医師の松岡君がこの大会参加のために久しぶりに帰国。時差にもかかわらず元気なプレーを披露した。

毎年、この大会のメーンイベントは最終の第3試合として行われる、「元野球部チーム」vs「元野球部以外チーム」の対決である。過去2年間は元野球部チームが苦杯を舐め、元野球部以外の口の悪い連中からおおいに見くびられる有様であったが、今年は大乱戦を6回逆転サヨナラで制し、24対23というソフトボールらしからぬスコアで3連敗を免れた。なお、殊勲のサヨナラ・ヒットを打ったのは、人数調整のために元軟庭部ながら元野球部チームに組み入れられていた車田君であった。MVPは今年も驚異的なパワーを誇示した中村中君、また飯野先生の3戦全勝、うち2試合で完投勝利という活躍も特筆すべきものであった。
3試合を通してみれば、外野4人制というローカル・ルールにもかかわらず合計得点数がなんと100という乱戦続きであった。各外野手とも打球に対する目測誤りや反応の遅れが昨年以上に進んだことに加え、目の前に来たボールしか追いかけようとしない選手が目立ち、内野手にしてもせっかく華麗にゴロをさばきながら一塁への送球が届かないといった残念なケースもあって、得点ばかりが景気良く積み上がる結果となった。一方、昔よりも反応が鈍くなり瞬発力も衰えた分、例年のような骨折、肉離れ、アキレス腱損傷もなく無事に終わることができたのは何よりであった。

試合終了後は大船駅まで戻って、二手に分かれて銭湯で汗を流した後、居酒屋「はなの舞」で反省会。懇親会から合流した同期も含め各自が近況を披露し合い、堀内君からはこれも27期の行事として定着しつつある横浜スタジアム観戦イベントについて告知。最後に飯野先生から、「来年はおそらく新校舎のグラウンドで開催できるのではないか」との言葉をいただき、全員でEiko High Foreverを合唱してお開きとなった。

幹事団
松村 武人 (27期)