台風13号直撃予報のため、8/8の八期会を前日朝キャンセルしたが、無償でトラブル無く済んだ。再度開催の要望に応え10/4として案内したところ、昨年と同じ50名の参加予定。毎年参加だった3名がこの一年で亡くなっており、出席率は昨年を上回った。会場は4年目の横浜駅近くの横浜銀行・シティークラブ。会場キャンセルも確保も、山野井君に尽力願った。受付は毎回矢口君。
今年は車椅子での来場者が2名。吉田君は介護タクシーで、高原君は奥様の介助で千葉からJRで。それ程この会は魅力的なのだと幹事一同やり甲斐を感じる。
司会は10年目の高井君。開宴に当たり、昨年の会以降亡くなった3名(神津、細谷、並木君)を加えた33名の仲間と恩師のご冥福を祈り黙祷。乾杯の音頭は、最遠の大阪から毎年参加の斉藤(栄)君にお願いした。 続いて小生より、毎年配布している「出欠表」について説明。参加50名は連絡可能者の5割弱に当たる。今回は、過去11年間の収支の経緯も簡単に説明。 次は、同窓会常任委員の河相君から、同窓会費免除の年齢に到達したが、支払い希望者はどうぞとPR。 事務的話は以上で、懇談開始。ややあって、余り皆が酔わないうちにと、今回準備のサプライズを披露した。
金子功君は、横浜市港南区の区民コンサートに選ばれて毎年出ていたテナーだった事を殆ど皆知らなかった。そのCDを聴いて、是非にと今回聴かせてもらうことにした。歌うはシューベルトの「セレナーデ」。静かな曲なので、心配だったが、マイクを使わずに皆を魅了した。アンコールは同「アヴェマリア」。喜寿になってもこれだけの声量と美声に感服した。
暫くの間飲食を楽しんだ後、高井君の選択で、スピーチが始まった。最初は6年ぶりの多和田君がユーモアたっぷりに「若づくりしているのに、電車内で席をゆずられてシヨツク」と。次は、栄光の歯科校医を長年務めた川田君「今の後輩は違うが、校医の間無報酬だった。換算すると○万円。これだけ栄光に寄付した人は同期にはいないだろう」と。次は病気に詳しい五味君。「腎臓を悪くして、透析になった。ステロイド治療の副作用で骨が弱くなり骨折。ゴルフが出来ない」と。八期ゴルフをズーと支えてきた人だ、何とか復帰してもらいたい。 次はジャズ・サックス奏者の高橋三雄君。「今年はマレーシアへ遠征。700人も入り、讃美歌が最もうけた。心の故郷ニューオルリンズへは毎年行っている。去年弟子入りした宇多君は、凄い努力家だ」と。 このつながりで宇多君が「彼のあだ名のアンパンと呼べなくなり、師匠と呼んでいるが、丁寧に教えてくれる。日々勉強」次は「ガンの免疫療法」に関して説明せよとのリクエストでがん治療の権威の加藤洋君が「同年生まれの日本人のノーベル賞は素晴らしい。基礎研究者が増えると良い等」ガンの説明も易しくしてくれたが、権威者からの話は格別。次はなぜか細野君。突然なのだが、何か役立つ話をと「6年前家内を亡くした。妻が亡くなった後の男の余寿命は3年。だから奥さんを大事にせよ」と。最後は無報酬の話はしない浜田君。同期会は例外で、指名に感謝すると前置きして「今霞ヶ関には卒業生が多くいること、現京急会長の石渡君が最高位の勲章をもらったこと」等を実に巧みに話してくれ、皆を引き付けた。
さて、最後は恒例の石川君の指揮の下、3曲(千里の波濤、Pirate'Song,Eiko High Forever)を声高に合唱し、絆を深めた後集合写真を撮影したが、参加51名一人も欠けることなく良い顔で納まった。
来年は、皆喜寿を超えるので、8月に拘らず10/8(火)とし、且つ、12時から、場所は今年と同じここシティークラブと提案、了承された。来年も皆元気に会おうと約して散会した。
田辺 宏 (8期)