各期活動29期同期会報告

29期同窓会『祝 アルカラ神父 89歳!』

師走初日(12月1日)、晴天で穏やかな土曜日の午後3時に、同期生のひとりのお母様を含む13名が、アルカラ先生が現在お住まいの上石神井のロヨラハウスに集まった。13名の中には、卒業以来初めて先生と再会する仲間もいた。また、当日の朝スペイン出張から帰国し、そのままスペインのお菓子をお土産に駆けつけたメンバーもいた。
一次会は、幹事の開会宣言の後、アルカラ先生にご挨拶をいただいた。その中では、在学中には聞いたことがないような先生の若い頃の話、栄光学園の話等いろいろな話題に触れられた。中でも、フォス先生の話はとても興味深かった(みんなの感想)。ユーモアを交えながら、ときにわれわれに同意を求め(←授業ではおなじみの「アルカラ(先生)節」)、1人1人の顔を見ながら話される先生を前にして、もう30有余年前のことなのに、その間は、ロヨラハウスの応接室が大船の教室に変わった。また、授業のときに生徒に発言を求めるように、アルカラ先生は、私達に自己紹介・近況報告を求め、そのひとつひとつにコメントをされた。われわれからは、国内外どこに行っても、なぜか「栄光生」はお互いにわかり、「栄光生」であるとわかると直ぐに打ち解けて仕事がうまく行くこと、英語がとても役に立ったことが数人から報告され、栄光のつながりの強さを感じた。
アルカラ神父は12月9日が誕生日で、2018年には89歳になられる。最近は、ベッドの上で過ごすことが多いようで、会の直前には体調を崩され、先生用に新調された車椅子にも乗れないときがあったようだが、当日はわれわれの心配を一蹴するほどにお元気であった。55歳・56歳のかつての教え子を未だに気にかけて下さるのと同時に、われわれが元気で仕事を頑張っていることを聞いて本当によろこんで下さっていた。ちょっと早いお誕生日に花束を贈り、シュークリームとエクレアでお祝いした。われわれも「89歳を目指そう!」と気合がはいった!
先生の体調を考えて1時間ほど・・・といわれていたが、先生のご様子から30分ほど延長された。先生の体調がよかったことが何よりであった。 帰りがけには、先生とのツーショットに収まったり、先生と固い握手を交わす姿が見られた。久しぶりの恩師との再会を思い思いに楽しみ、再訪を約束してロヨラハウスを後にした。
そして、武蔵関駅近くの居酒屋『与作』で二次会。仕事などで後ろ髪を引かれながら数名が帰り、二次会に残ったのは9人。お店の厚意で、30分延長してもらったが、2時間半の間、折角の飲み放題・料理もそっちのけで、U君の芸能界の話、クラブ転籍の話等2次会だからの話(?)を含め、硬軟取り混ぜての話に花が咲いた。
師走突入の忙しい時期に集まってくれた仲間に感謝する。また、アルカラ先生に会いたいと参加して下さったI君のお母様、仕事の前にもかかわらず一次会で幹事以上に動いてくれたM君に、この場を借りてお礼を申しあげる。また先約等のある数名からも、「次回はぜひ」とのコメント付きで欠席の連絡を受けた(報告)。
おそらくは、先生にお目にかかり、仲間と会って、一瞬「(現役)栄光生」にタイムスリップし、元気が湧いたと思う。毎年、同窓会への出席は初めて!というメンバーがいて、細々とでも続ける意義を改めて感じた。
来年も、おそらく晩秋か初冬になると思うが、29期の集まる機会を提供すべく委員として頑張る。できるだけ早く日時を決定して、EACONなどで告知するので、手帳に「同窓会」と予定して欲しい。
50代半ばの坂を越した中年親父の我々だが、卒業してもうすぐ40年になるこの歳だからできること、29期でやりたい企画、こういう開催方法なら参加しやすくなる…など意見があったら、29期委員まで声をお寄せください。
元気で、また来年お会いしましょう!

前田 真孝 (29期)
中路 喜之 (29期)

アルカラ先生とご一緒に

アルカラ先生のご様子

二次会の様子