各期活動26期還暦同窓会報告

26期が28年ぶりの同窓会を開いたのが2016年1月。感涙する者もあらわれるほど盛り上がったため、以降2年おきの開催が定例化しました。今回は還暦祝いを兼ねた特別な会となり、1月4日、26期61人が横浜ベイホテル東急に集いました。
還暦を祝ってくれたのは、5人の先生方。社会科の梅津尚志先生は、♬村の渡しの船頭さんは今年六十のお爺さん♬と、童謡の「船頭さん」をいきなり歌い出し、参加者はしばし唖然。「60歳になった君たちもわれわれ『お爺さん』の仲間入りです」という、ありがたいようなありがたくないようなお言葉をいただきました。「赴任して初めて授業を担当した26期の同窓会に来るのは怖い」と、化学の金子好光先生は会場を沸かせました。先生は、校長退任後、事務で仕事をされた後65歳でリタイヤ。その体験から、「定年後のありあまる時間をどう使うか」をご教示いただきました。国語の小宮市郎先生は久しぶりのお目見え。大磯教会で外国人家庭に日本語を教授されているなどの近況の報告がありました。なお同教会では、岩城秀彦も熱心に仕事をしているとのこと。93歳の稲田順一先生(物理)からは、「60歳は二回り目の人生の始まり。チャンスがあれば世の中のためになる仕事をしてほしい」とエールをいただきました。体育の迫嘉邦先生は、人生100年計画をテーマに何と11分1秒にわたり還暦以降の体の鍛え方を熱弁! スーパーマン迫の健康術は素晴らしい内容でしたが、凡百にはとても真似できないというのがもっぱらの評判でした。
同窓会の常として参加者が固定化するうらみがありますが、今回はこれまで同期の会合などに参加してこなかった者が大勢集まりました。そのなかから幹事が18人を選び、壇上で近況報告をしてもらいました。藤原明、藤原敏は揃って登壇。爆笑の渦のなか、「どっちが明? どっちが敏?」という声が上がっていました。また、「僕は池江璃花子選手と同時期に同じ病と闘い、そして生還しました」という金子秀一の話には、会場は一瞬静まり、そして時を置かず万雷の拍手が沸き起こりました。火浦俊彦は「みんなと会って話をすることで18歳の時の自分に会えると思い参加しました」と挨拶。同様な思いは全員が感じていたに違いありません。人生の節目を迎え、悠々自適の生活に転じた者、会社や職場が変わった者・・・・・・自らの近況を話し、また学友や恩師の活躍ぶりに耳を傾け、「60歳の原点」をかみしめるうちに会は進行していきました。

中締めの後に、同窓会執行委員を務める島崎裕之から事務連絡がありましたので以下、追記します。

  • ・関西支部設立には26期関係者として山本良一、長谷川哲也が奮戦。26期は関西在住者が多いので、是非とも新支部を盛り上げてもらいたい。
  • ・26期はEACONのパスワード変更率はトップだが、会費の納入率は決して高くはない。未納者は忘れずに納入していただきたい。
  • ・今春はフォス神父帰天30年。5月連休明けの栄光祭では同窓会が企画を行うので、是非足を運んでいただきたい。

次回の同窓会は2年後。開催日時、会場、企画などご意見のある方は、島崎まで連絡を。また、連絡が取れない同期の情報もお待ちしています。26期のみなさん、ともに語り、ともに笑い、ともに飲みましょう!

下田 陽 (26期)
(写真提供)古谷 泰三

26期還暦同期会集合写真