27期による夏の恒例ハマスタ(横浜スタジアム)ナイター観戦イベントが8月26日に行われました。2013年から始まるこの集まりも、今年で丁度10年目の節目を迎えることとなりました。コロナ禍の影響でこの2年は休止しておりましたが、3年ぶりに再開されたイベントに、ベイスターズ・プロ野球ファンの22名の同期が集まり、賑やかなひと時を過ごしました。
過去には、我々27期だけでなく飯野先生や家庭科の大竹先生にもご参加いただいたことがあるこのイベントは、毎年20名前後の仲間が集まり、これまで延べで150名以上が参加しています。両先生にご参加いただいた2017年の広島カープ戦は特に印象的で、9回裏に3点差のビハインドを、筒香、ロペス、宮崎の3連続ホームランで逆転サヨナラ勝ちをおさめるという、プロ野球史上初のドラマチックな展開となり、今でも「我々が最後まで諦めずに応援したからだ」と、仲間内で語り草となっています。
今年のベイスターズはコロナウイルスによる選手離脱の影響などもあり、開幕スタートから躓き、首位ヤクルトとは最大で17.5ゲーム差まで開いて下位を低迷していましたが、8月の快進撃によりこの日までに4ゲーム差まで詰め寄っていました。これ以上無い、という絶好のタイミングで迎えたこのヤクルト戦は、本拠地18連勝もかかる首位攻防の天王山となりました。
試合自体は、序盤から5回まで手に汗を握る投手戦でしたが、6回表に試合が動きました。ヤクルト無死一、二塁のチャンスに若き主砲村上にフルカウントから痛恨の3ランを浴びてしまいました。さらにリリーフが2ランを浴びて5―0。その裏に代打戸柱のソロホームランとこちらもベイの若き主砲牧の2ランで詰め寄りましたが、その後もヤクルト村上にこの日二本目の追砲を許し、結局3対6で敗戦、ホーム連勝記録も17でストップしてしまいました。
ファンにはストレスの溜まる試合となりましたが、ただでは済まさないのが27期の真骨頂。ハマスタでは毎試合5回裏終了時にファンによるダンスコンテストが開催されます。これに皆で挑戦するという余興を楽しみました。
題して「27K ダンスコンテストチャレンジ in ハマスタ」。副題は「還暦を超えたオッサン集団がダンスに挑戦するなんてアホなことをいっぺんくらいやってみるのも悪くないんじゃないか」。
幹事が用意したブルーやレインボーカラーの色鮮やかなアフロヘアとお揃いのユニフォームを身にまとい、事前にYouTubeを参考に重ねたダンスの動きを遺憾なく発揮しました。オーロラビジョンに映りこむという大目標の達成は来年以降に譲りましたが、20名を超える団体によるパフォーマンスは周囲の観客からも注目を浴び、ストレス解消にもなりました。
試合後は、関内駅北口の居酒屋に場所を移して懇親会。参加者の近況報告では、まだまだ現役でバリバリ仕事をしている者や、地域・社会貢献活動に尽力している者、一方で半分リタイヤ生活で趣味の食べ歩きやゴルフ道にまい進する者、孫のお守りに生きがいを見出す者など、還暦を過ぎたばかりの第二の人生を各々謳歌している同期の姿を再認識でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。次は、こちらも暫く中止していた同期の恒例イベントである大相撲観戦や母校でのソフトボール大会での再会を約し、この日のイベントは無事お開きとなりました。
幹事 堀内 英樹 (文責) 副幹事 金子和、渋谷直人