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各期活動9期生、3年振りの懇親会開催

コロナ禍で自粛が続いていた同期会、3年振りに開催の運びとなりました。私たち9期生は20世紀の終り頃から、毎年4月と10月の第三火曜日に、「三火会」を催してまいりました。令和元年10月15日(火)お昼に、その拡大版として61名が集う「お互いに喜寿を祝う会」を開催しましたが、それ以降、この三火会も中止を余儀なくされております。
今回、幹事一同で熟慮した結果、「コロナ感染の恐れをどう受け止めるかは個人の判断に任せ、集まる機会は設けよう」ということになりました。数えで言えば私たちは傘寿を迎えました。大仰な催しを準備する時間もなく、「ともかくも元気な者が顔を合わせよう」という趣旨です。
実は喜寿の会以降の3年間に、同期生8名が逝去しました。幹事が把握している限り、栄光卒業以来累計で165名中37名の9期生が他界しております。
会場は横浜中華街にある広東料理の店、大珍楼。お昼前から7階の宴会場に三々五々集合、結局今回は28名の参加となりました。
正午開会、先ず前回以降亡くなった稲田順一先生(喜寿の会を含め、9期の懇親会には必ずご参加くださいました)、同期生8名のご冥福を祈り、献杯です。宴会場は70名収容の広さですが、ソーシャルディスタンスを考え、6つの円卓に5名ずつ座りました。耳の遠くなった者は隣との会話で身を寄せざるを得ません。
席を立ち、隣の円卓の談笑に加わり、さらに別の卓に移り久闊を叙す者が少なくありません。7,8名が指名されて、或いは名乗り出て闘病、その他の近況報告。3年前と比べ、飲まれた酒量がめっきり減りました。宴たけなわでしたが、締めに千里の波濤、わしらのキャンプ、Eiko High Foreverを合唱し、集合写真を撮って午後2時半、お開きとなりました。
出席、欠席を問わずお願いした近況報告は43名からいただき、文集にまとめて9期の掲示板にアップしました。それを読むと、まだ現役で仕事を続けている者が思った以上におります。半面、前立腺肥大、癌、腰痛などで手術を経験している者も少なくありません。10数年前までは癌は不治の病の扱いで本人に告知することも憚られていたのですが、現在は手術したこと、或いはその診断を受けたことを淡々と告げる時代なのだと痛感します。それだけ医療の進歩が目覚ましいということなのでしょう。
次回の三火会は4月19日。頭の、そして足腰の衰え対策のためにも、参加して共に語り、笑い、飲もうと思います。

八木 英樹(9期)

三火会集合写真