2020年2月5日…、6年ぶりに文化部が幹事となって、毎年恒例の「27期ソフトボール大会」を5月24日の日曜日に開催することをグループメールで同期に案内しました。そのころはまだ、新型コロナウイルスがとんでもない脅威だとは誰も認識していませんでした。
その後、世の中は大変なことになり、学園は休校、栄光祭も延期となるに及んで、2か月余り経った4月中旬、やむなくその年の「ソフトボール大会」は開催を見送りました。すでにソフトボールどころではなくなっていました。
―、それから2年半後の2022年夏、久しぶりに行われたこちらも27期のビッグイベント「横浜スタジアムナイター観戦会」では、参加したメンバーから一様に「ソフトボール大会」の開催を熱望する声があがりました。『たしか次のソフトボールの幹事は文化部だったよな。伊澤、頼んだぞ！』…。
コロナ禍が落ち着きをみせはじめた今年の1月中旬、意を決して？28期の高田暁先生に「ソフトボール大会」の可否について連絡を差し上げたところ、開催に向けてすぐに動いて下さり、5月21日の日曜日のフィールド使用の許可を頂きました。4年ぶりの開催です。高田先生のお声掛けで28期の皆さんの参加も決まりました。高田先生には、毎度のことながら、フィールド使用申請以外にも、用具や体育館施設の準備などでお骨折り頂きました。
当日の様子は高橋英治さんの別稿に詳しくありますが、幹事としては、4年の間に全員が還暦を迎えた参加者に大きなアクシデントもなくイベントが無事終了したことに何より安堵した次第です。
27期は夜の懇親会に4名が合流し総勢29名、久しぶりに再会する同期との話も弾むうちに、2年連続となる夏の「横浜スタジアムナイター観戦会」、また、来春予定の「卒業45周年同窓会」に向けてさらに意気は上がり、仲間と過ごす幸せな夜は更けていったのでした。
伊澤 尚記 （27期）
今年も27期の皆さんからお誘いいただき去る5月21日に栄光学園フィールドでソフトボールの対抗戦を行いました。コロナ禍の影響で久しぶりの開催となり、28期は2018年の敗北からの雪辱を晴らしたいところではありましたが、参加者は11名。それに比べて27期は25名参加と、学年対抗のチーム分けができず、今年は2学年混成の４チームに分けて各チーム2試合ずつ。ただし1試合は5回までです。最後に2学年の野球部ＯＢチーム対挑戦者チームの試合と、残りのメンバーで27期対28期中心チームで試合を行いました。迫先生にもご参加いただき、準備運動から指導してもらいました。それにしても27期の皆さんは大相撲観戦やらプロ野球観戦やら集まりが良くて団結力の高いこと。28期も見習わないと。かくいう私は昨年痛めた膝が完治しておらず見学という体たらくでしたが。
当日は天候にも恵まれ、皆さん筋肉痛と日焼けのダブルパンチで翌日は辛かったのではないでしょうか。試合は内野手の球が1塁まで届かなかったりする守備で、バッター有利な展開でしたので、ラグビーの試合のような得点になりました。点の取り合いで、どちらが勝ってもおかしくないような感じでした。点の取り合いということは、ランナーとしてたくさん走らなければならないのと、たくさん打席に立つので、還暦を過ぎた肉体にはキツかったようです。観戦にいらしたお孫さんからの「おじいちゃん頑張れぇ！」の声援を受ける方あり、当日早朝野球の審判を務めてユニフォーム姿で登場する方あり。バンバン走って前のランナーに追いつきそうな運動能力を維持している方も、ヒットを打って打席から走り始めた途端に足をもつれさせて1塁に転がり込んだ方も、皆さん素敵な笑顔でした。数年ぶりのイベントで運動不足の人も多かったのかと思いますが、皆さん還暦を過ぎても大きな怪我もなく?とり行えたことは何よりでした。（足を引き摺っておられたS先輩、大丈夫でしたか？）
27期の皆さん、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。28期のみんなはもっと参加しましょう。
高橋 英治 （28期）
2023年27期ソフトボール大会後懇親会
