60期は成人式にあわせて(ひどいどんちゃん騒ぎの)同期会を大船のホテルメッツ一階にあった喫茶店でやって以来、(小規模な集まりはあちこちであったものの、)期単位のまとまった同期会はそれから10年近くずっと出来ておりませんでした。この度、新型コロナウイルスのパンデミックもいちおう一段落ついたと思われたことなどから、6月上旬に同期会を開催する旨をアナウンスいたしましたところ、「30歳の節目にあわせて同期会をもう一度やろうじゃないか」という機運がひそかに高まっていたのでしょうか、おかげさまで多くの反響を頂きました。最終的に60期は98名、お世話になった先生方のうち4名にもお越しいただき、大同窓会と題した名に違わぬ規模の開催をみることができました。
前回の同期会では会場選びにも参加者予測にも失敗した苦い経験を踏まえ、今回は品川のステーキ店にてバイキング形式の食事としました。参加者の皆様方にも事前入金のご協力をいただいたこともあり、今回は特に混乱もなく円滑に開催することができました。その一方、長らく開催されてこなかった同期会ということで、久々の再会を喜び会話が弾む様子があちらこちらで見られ、ビンゴゲーム、先生方のスピーチ、ご予定合わず参加頂けなかった先生方から頂いたビデオレターなど、学園祭公演部門経験者が用意した数々の企画もおかげさまで好評を賜り、大いに盛り上がるものとすることができました。
一次会のあと引き続き二次会が、近隣のダーツバーにて開催され、「30歳の主張」と題して栄光時代に言えなかったことを発表する企画のほか、「中間体操」も行い、栄光時代を懐かしみ旧交を温めるとともに思い思いの時間を過ごしました。さらにその解散後も名残惜しさからか朝まで麻雀を楽しむグループもあったらしく、学生時代と変わらぬ同期間の強い絆が実感される一日となりました。
卒業後10年以上が経過し、同期の中には風貌一変した者、社会の中で大いに活躍する者も増えており、時の流れを感じずにはいられませんでしたが、同期会の間はみな学生時代に戻ったかのようでした。今後なかなか同期で集まるということは難しくなっていくだろうとは思われますが、10年後元気で無事に、今回参加叶わなかった面々も交えて同期会を開催できることを願ってやみません。
末筆ながら、今回の同期会開催に際し、共に企画調整に奔走した期委員3名(小林幹治、印南隼毅、伊藤光平)、先生方の出席調整など様々なご協力を頂いた「はやしま」先生、当日ご参加いただいた大西先生・柳下先生・飯野先生(特に飯野先生には在学当時撮影の写真もご提供頂きました)はじめ、ご協力を頂いた栄光の先生方・同期のみなさま、そして過去から現在まで栄光学園という最高の環境を守り続けてくださっている諸先輩方、先生の皆様、現役生の後輩方に厚く感謝御礼申し上げます。ありがとうございました!またお会いしましょう!
内山 和輝 (60期)