ホーム活動報告・会報記事各期活動23期第49回同期会開催のご報告

各期活動23期第49回同期会開催のご報告

23期同期会を2023年11月25日(土)、”シンガポール・シーフード・リパブリック銀座“にて開催しました。卒業年である1975年に行った第1回以来、今回が49回目となりました。当日は42名が参加、ゲストとしてロバート・キエサ先生にもご出席いただきました。我々23期も既に60代終盤を迎え、仕事も徐々に落ち着き、昔の懐かしい仲間との再会を楽しむ余裕が持てる年代になってきたということも手伝って、今回は近年の同期会の中では大変にまとまった人数の参加が実現しました。23期の同期会は、一昨年まで恵志康成君を中心に運営されてきましたが、昨年の同君の逝去を受け、現在は大柴晋君を中心に、林茂君(会場確保に毎年尽力してくれています)、井上直樹君、杉浦有一君、ならびに小生といったメンバーが幹事として協力をしております。キエサ先生からは会の冒頭にお言葉を頂戴し、また先生のリードのもと、参加者一同で黙禱し、逝去した13名の同期の冥福を改めて祈りました。キエサ先生には我々23期が高校1年の時以来、公私にわたり様々な形でご指導をいただいてきました。テネシー・ウィリアムスのガラスの動物園を教材にした授業のことも思い出されます。先生は今年で87歳(ローマ教皇フランシスコと同年のお生まれ)になられましたが、まったく変わることのない美しい日本語、ユーモア、矍鑠たるお姿に、我々一同、改めて感銘を受けた次第です。先生は現在も、四谷のイエズス会本部にて、重要な役割を担われているとのこと。今後も引き続きお元気な先生に触れる機会が持てることを祈念しています。今回の参加者の中には卒業以来初の参加というメンバー、10年あるいは20年近くご無沙汰だったメンバーもおり、各参加者の近況報告には、一同、大変興味深く耳を傾けました。今回集まった面々からは、「仕事で海外生活30年以上の後、ようやく日本での生活を楽しんでいる」、「フルマラソン完走を継続している」、「いまだ現役アーティストとして、世の中に楽曲を提供し続けている」とか、「仕事はリタイヤしたが、ボランティアで地域コミュニティーを支える活動を積極的に行っている」、「仕事が一段落して昔から好きだった将棋に十分時間を使えるようになった(藤井聡太竜王・名人に挑戦(笑))」といった前向きな近況報告が多く聞かれ、一同、とても温かな気持ちを共有できるひとときになったかと思います。各人の風貌には若干(?)の経年変化も見られるものの、50年近い時を経て引き続き笑顔で、また玉縄の丘の上にいた時代にワープした感覚で再会できる仲間がいることの素晴らしさを、改めて感じた夕べでもありました。来年の同期会はいよいよ第50回を迎え、学園内の同窓会館での開催となります。同期名簿を改めて整備し、より多くの同期の参加を促し、50周年にふさわしい趣と感動のある会にできれば、と願う次第です。(了)

坂口 恵 (23期)

23期同期会キエサ先生(1)

23期同期会キエサ先生(2)