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学園だより青木先生、ドイル先生を訪問 歴史的対面

10月17日、お祝いの会に先立ち青木利道先生(栄光学園元教諭)が会場に足を運ばれ、ドイル先生と歴史的対面を果たされました。両先生は田浦時代に親交がありましたが、それ以来のご対面ということでした。

青木先生はお祝いの会に祝辞を寄せられました。記念の小冊子に掲載されたものを、許可を得て、アラムナイとホームページに掲載します。

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ドナル・ドイル先生

ドイル先生、司祭叙階50年の金祝、おめでとうございます。

先生は本当に長い間、英語教育をとおして、日本の青少年に人格的成長の基となる「神の国」の種を蒔いてくださいました。その種は今、実を結びつつあり、卒業生たちは喜びのうちに社会への奉仕に力を尽しています。

栄光学園でご一緒に働いている時の楽しい思い出が心に浮かびます。栄光において多くの同僚の教員や生徒たちと出会えたこと、とくに、外国から来られた多様な国籍の司祭、神学生がたに出会い、多くのことを学べたことは私の人生の宝です。

とくに、お二人のアイルランド人に出会えたことも、忘れえない喜びです。そのお二人は言うまでもなく、ブルカ先生(上智ではバーク先生)とドイル先生です。ラッシュ先生もご一緒でしたでしょうか、私の家で楽しい時を過ごしたことも懐かしい思い出の1ページです。

ブルカ先生の、「アイルランドは世界の中心、アイルランドの英語こそ真の英語、アイルランドは美しい国」という言葉にひかれ、私自身、2002年の夏にアイルランドを訪れ、とくに南部地方を廻りました。ダブリン空港に着いた時、まさにアイルランドが中心に置かれている地図を見てビックリしました。ここからきているのか、と納得しました。そして美しい国を味わいました。

ドイル先生、私も6年前に金婚式を迎えました。ちょっと古いですが、その時の写真を添えます。今は、13人の孫を持つ、じいさん、ばあさんです。

私は間もなく86歳を迎える高齢者になりました。加齢にともない、自由に歩き回ることに不自由を感じています。でも、脚以外は元気で、神のお恵みの内に、所属教会で聖書講座、入門講座を担当し、横浜教区典礼委員会の一員として活動し、梅村司教が理事長を務める学校法人の理事として働いております。

神のお呼びがあるまで、精一杯奉仕したいと努めています。

先生もお元気に、これからも日本の若者のためにご活躍ください。

先生と先生のお仕事の上に、神のお恵みと祝福を祈っています。

司祭叙階50年、心よりお喜び申しあげます。

Unquote:

青木 利道

(ドイル先生、中央。両隣り青木先生ご夫妻)