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学園だより小池登明治先生勤続35周年記念祝賀会開催

過日7月17日、栄光学園体育科 小池登明治先生の勤続35周年記念祝賀会を、横須賀セントラルホテルにて開催いたしました。

同会は1996年に開催した勤続15周年記念祝賀会をきかっけとしてスタートし、5年毎に開催するようになりました。今回で5回目の開催となります。当時は同窓会事務局の方にお世話になり、印刷物や郵便を主体としてOBへの連絡をとっておりましたが、最近ではメールやSNSでの連絡が主体となってきたことに、時代の流れを感じます(E-conのイベントも活用させて頂きました)。

本祝賀会の母体はトメジ先生(いつもの呼び方にさせていただきます)が現在でも顧問を勤めていらっしゃるバスケ部OBを中心とし、『祝賀会』と銘打っておきながら、半分以上が同窓会や、バスケ部の縦のつながりの場となっていることは否めません。ただ、単なる同窓会よりも「恩師祝賀会」という建前があるため、当日をめがけて日本全国に赴任勤務されている卒業生が集まって来ていただける良い口実にもなっております(笑)。海外赴任中のOBからは文章・ビデオなどのメッセージもございました。

OB有志で続けているバスケットボールチーム TJ KICKS ともコラボレーションしたこともございます。

当初は各期代表の祝辞を頂きながら、思い出話等に話を咲かせた形の開催でしたが、最近では卒業生自作のスライドショーなどを通じて、先生の過去(少年時代)~現在に至るまで様子を映像にしたり、最近の学園での様子などを映像にしたりしています。逆に参加できないOBからのメッセージを映像化したりもしています。

トメジ先生は36期が中学1年生の時、校舎外壁がまだ煉瓦タイル調の栄光学園に赴任されました。当時高校2年生だった32期の先輩方は、日体大卒業の先生に色々な意味で衝撃を受けたそうです。

また当時はもう一人、英語科に小池正克先生がいらっしゃった都合もあり、「小池先生」ではなく「とめじ先生」と呼ばれていらっしゃいました。(一部生徒の中では、『良い小池先生』と『悪い小池先生』と区別されていたようです(笑)。どちらが『良い』のかは皆様のご想像にお任せします(笑))

当然のことながら、祝賀会招集対象学年数は毎年増えており、今回の祝賀会は32~64期と、全33学年にわたる約500名のバスケ部OBでした。15周年当初は約70名でお祝いさせていただきましたが、ここ数回は100余名のOBにご出席をいただいております。もちろん、卒業したてのOBはノンアルコールで(笑)。

この35年、大船校舎の外観は煉瓦調からグレー調へ、そして来年はいよいよハイブリッド工法の新校舎へ生まれ変わる中、世間では目には見えない人間自身の多様化が謳われており、生徒への教育方法も変わっている気がします。そんな中、33学年に跨る卒業生がある共通点をもとに、卒業後も一か所に集まり、ひとつの事に没頭できる、という意味では、当校には 『変わらぬ教育』 もしっかり根付いている証なのではないか、と感じました。

この場をお借りし、当日出席くださった、また欠席ながらも記念品賛同やメッセージをくださった32~64期のバスケ部OBの方々に御礼申し上げます。

また、このようなお知らせの場をいただいたAlumniI編集関係者の先輩方にも感謝御礼申し上げます。

渡辺 潮 (37期)