僕は「栄光ヒュッテに興味があって一度は行ってみたいな」と思ってこの企画に応募しました。希望者が想定の2倍もいて、12月組と11月組とに分かれ、みんな一緒に行くことができなくて残念でした。けれどヒュッテに行くことができて良かったです。特に印象に残っているのは、ヒュッテの隣にある川で遊んだことです。数人の友達と弁当を食べ、川中の岩を飛び越えて川を渡りました。一番大きい岩の上に立って、川の様子を撮影もしました。川はとてもきれいで、感動しました。栄光ヒュッテに行くまでに歩いた山道も印象に残っています。栄光坂より急な道を登り、隣は崖のとても狭い道を歩いた後、緩やかな坂を下って橋を渡り、山道を歩いていきました。長時間歩いて疲れた後の川とヒュッテは、達成感もあり、本当に絶景でした。
今回の栄光ヒュッテの企画に参加したかった理由は、単にヒュッテに行きたかっただけではありません。コロナの影響で、本来なら行うはずだった中2の一大イベントである栄光ヒュッテの宿泊行事に行けませんでした。たくさんの友達と遠足に行って遊ぶことが全くなく、学校以外の場所でこの日のように楽しむのも久しぶりでした。こうしたこともあって、栄光ヒュッテの企画に参加しました。今回は泊まれなかったので、いつかまた来て泊まってみたいと思います。
私は学園通信に載っていた先輩方の楽しそうな笑顔を見て山のキャンプや栄光ヒュッテに興味を持っていました。私達73期はコロナの影響で、本来行く筈だった中2の山のキャンプに行くことができませんでした。しかし先生方が日帰りの山のキャンプを企画してくださったので、私は参加することができました。
初めは栄光ヒュッテまでずっと舗装された道を歩くのだと思い、きっと楽だろうと高を括っていました。なので、私は友達としりとりをしながら登っていました。実は舗装されていない急な山道を延々と登り続けるので、次の言葉を考える気力も削がれていて、栄光ヒュッテのことなどどこかに吹き飛んでいました。
栄光ヒュッテはもう少し狭いのを想像していましたが、意外に広くそして頑丈そうでした。自由時間では、友達と川の岩と岩を飛び乗って上流の方を目指しました。岩に飛び乗ることに失敗し川の中に入ってしまいましたが、川の水は冷たく、とても気持ちよかったです。非日常的な体験をしたり、友達との仲を深める事が出来て、良かったと思いました。
今年の中1秋の遠足は、4クラスから4人ずつ、計16人で様々なゲームや高い場所に登る等のチャレンジを行い、親睦を深めるという内容だった。最初に内容を聞いたときは、少し不安だった。それは同じチームの人と仲良くできるかというものもあったが、何よりもチャレンジの内容。高い所は元々嫌いだったし、命綱を生徒が持つ高さ7m。想像よりはるかに高い。だけれどどこかで自分は安心していた。下にいるチームメイトのおかげだったと思う。そのときには、もう信頼できる仲間となっていた。結局最後まで到達することはできなかったが、人は意外とすぐに打ち解け、信頼し合えるということを学んだ。もう、人間関係には困らない。
今回の遠足を通じ、今までは交流できなかったような人とも知り合い、仲良くなることができた。オリエンテーションも一人でこなすことは不可能に近いものが多かったため、それをクリアするという共通の目標があったことで、より一体感や協調性といったものが生まれたと思う。今回、前回と共に規模を縮小する形での実施だったが、そこで得られた絆や力は、本来の二日間に劣らないものだと思う。規模は縮小されたが、実施されたことに意味がある。新たな関係を築けたり、貴重な体験ができたこの遠足はとても有意義なものだった。