ホーム活動報告・会報記事学園だより愛の運動 研修旅行~群馬・草津とハンセン病~

学園だより愛の運動 研修旅行~群馬・草津とハンセン病~

2023年9月1日(金)-2日(土)

栗生楽泉園を見学した際には、ハンセン病患者が特効薬である「プロミン」によって治る病気であるとわかり、また感染力が非常に弱かったにもかかわらず、政府によって長期間強制隔離され、周囲の人から差別や偏見にさらされ続けていたことを知りました。「リーかあさま記念館」を見学した際には、コンウォール・リー女史が私財を投じ、献金を得て、キリスト教の布教とともに様々な施設を作っていたことを知りました。やはり一番驚いたことは外国人がハンセン病患者の惨状に胸を痛め、救済していたいということです。
重監房資料館を見学した際には、前の2つの施設と比べて最もハンセン病患者の苦しみが伝わってきました。中でも実際の重監房の復元模型の中に入った時には何とも言えない閉塞感と圧迫感を感じました。ハンセン病への国の対応の根本的な問題が表れていると思いました。

(73期 K君)