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歴史・文学散歩新旧の町藤沢明治地区を歩く

実施日:2021年10月27日(水)

コロナ自粛も解けた10月27日【水】に恒例の「歴史文学散歩」が実施されました。テーマは「新旧の藤沢明治地区を訪れる」でJR辻堂駅北口に16人の懐かしい顔が揃いました。辻堂駅は都市再生事業で「湘南市C-X」による新しい街に変貌しています。変貌を代表する商業施設が「湘南テラスモール」であり、象徴する施設が産業振興財団「ロボテラス」です。ロボテラスは2014年に「生活支援ロボット」の普及・啓発を目的に整備されました。「介護リハビリロボットが三種類(歩行支援・リハビリサポート・遊具)展示使用する事が出来ました。私達は略全員がターゲットですから新設丁寧に説明実践させて貰いました。次いで「藤沢浮世絵館」に向かいました。藤沢の浮世絵と云えば広重の「東海道53次藤沢宿」や北斎の「江の島図」が著名ですが偶々特別展「東海道五十三次シリーズと道中双六」が開催されていました。栄光卒業生14期生の義兄の細井氏が説明して下さりました。素材自体が面白い上に細井さんの説明上手に落語の様な滑稽や諧謔を楽しみました。ランチは藤沢市の「明治市民センター」で各自用意した弁当を食べました。午後は藤沢市羽鳥にある「小笠原東陽/幕末明治の儒学者」の墓、次いで「耕余塾/東陽の私塾」更にスポンサーであった旧三觜八郎右衛門家の住宅に回りました。羽鳥村の名主の豪邸は周囲の宅地分譲が済んで本丸も取り壊し直前でした。

吉田茂が「経世斉民」を学び。自由民権運動の嚆矢となった施設も跡形も無くなる開発の進行でした。更に四谷の八坂神社と「大山道一の鳥居」「二つ家稲荷神社」を巡ってJR辻堂駅に戻ったのは午後3時を過ぎていました。5時間の歴史文学散歩は快い疲れと万歩計の1.1万歩を刻んでいました。

竹内 正敏 (13期)

10月明治地区を歩く