歴史・文学散歩薔薇の花菜ガーデン散歩

実施日:2022年5月12日(木)

今回の散歩の会の目標は平塚にある花菜ガーデンである。平塚駅前からバスに20分ほど乗って平塚養護学校前で降り、歩いて5分のところにあった。午前11時頃入園し、集合写真を撮り、簡単に自己紹介をした。出席者は21人。そのあとで幹事の大島先生が次のように言われた。今から自由時間です。園内を見物し、適当に食事をし、1時半にまたここに集まってください。
9.2 ヘクタールの広さだが平地なので歩きやすかった。長方形の園の境界に沿ってかなりの幅でバラが植えられていて、今が盛りだった。どれも標準的な八重のバラだが色はいろいろあった。赤、黄、バラ色、白など。ある場所には香りの強い種類が集められていた。また、何か所かにドーム状の門が作られていて、その形に添ってバラが巻き付けてあった。写真を撮りながらゆっくり巡って1時間ほどかかった。
こんなに豪華に咲くバラの大群を見たのは初めてで十分楽しむことが出来た。
子供の頃によく見た花をその後も好ましく思うようである。小学生の頃私の家の近くにバラを植えている家があり、季節になると白い大きな花を咲かせた。今年もまた咲いたなどと思いながらその家の前を通ったものである。また、夏休みにはしばしば近所の仲間と近くのおっとも海岸に泳ぎに行った。住宅地を抜けると海に続く広い空き地があり、その道路際の一角に低い塀に囲まれた平屋の家があった。
門を中心につるバラが巻き付けられてい、その時期には白い花を咲かせていた。それらが私には異国風に感じられて、そこを通るのが好きだった。そんな体験が積み重なって今でもバラは好きな花である。

須藤 眞樹 (8期)