今回は、横浜市北部「都筑区」の港北ニュータウンにあります「横浜市歴史博物館」と隣接する「大塚・歳勝土遺跡(おおつか・さいかちどいせき)の見学です。計画では、その後ひと駅離れた「茅ヶ崎城址公園」迄歩く予定でしたが、当日は9月末とは思えぬ記録的暑さのため中止しました。
横浜市営地下鉄「センター北」駅に午前10時集合、参加15名です。徒歩5分「歴史博物館」に向かいます。
「歴史博物館」は、原始から近現代に至る「横浜に生きた人々の生活の歴史」を基本理念に平成7年に開館しました。
横浜の歴史を「原始・原始II・古代・中世・近世・近現代」の六つのブースに展開した常設展と横浜ゆかりの作曲家中田喜直生誕百年の特別展が開催されておりました。
常設展には市内小学校の校外学習で6年生3校が来館しており、真面目な学習態度が印象的でした。
特別展は「夏の思い出」「ちいさい秋みつけた」など数々の名曲を生んだ作曲家中田喜直(1923~2000)生誕百年の企画展です。
30年も横浜に住み、フェリス女学院大学で教鞭をとり、横浜市立学校の校歌を数多く作曲された横浜にゆかりの深い人物です。
私が中学1年の時、校歌「緑なす相模野」を作曲された沖喜英雄先生のご指導で、「夏の思い出」「雪のふるまちを」の2曲を全校行事で合唱したことを思い出します。
博物館の屋上から「大塚・歳勝土遺跡」は連結しており、そちらに移動し集合写真撮影と昼食です。
昭和47年「港北ニュータウン」開発に伴う事前発掘調査により明らかになった遺跡で、弥生時代の大規模な環濠集落とそこに住んだ人びとの墓地でした。遺構のうち竪穴住居跡7軒、高床式倉庫1軒、方形周溝墓5基が復元されております。依頼してありました遺跡のガイドも暑さのため中止の為、各自個別拝観です。
遺跡の他、開発に伴い移転した旧長沢家住宅が拝観出来ます。
今回は、暑さのためこれにて解散、午後2時30分でした。
加山 博之 (14期)