歴史・文学散歩橋本宿と相模原北公園

令和六年五月一四日恒例のOB会歴史文学散歩を実施しました。朝10時にJR橋本駅南口に集合メンバーは15人がそろいました、懐かしい顔が揃ったところで当会の創始者で会って毎回コースを計画して下さっていた三春勝正さん(6期)のご冥福を黙とうして出発しました。橋本駅南口周辺はリニア新幹線神奈川県駅(仮称)の開発で活き盛んです。でも湘南に育った私達には馴染みが無い一帯です。三春さんが遺して下さった原稿を読むと橋本駅周辺には江戸時代の「大山街道の宿場町」の側面があって、明治維新後は「絹織物産業都市」昭和前半は「軍需都市」の側面があって現在の「JAXA相模原キャンパス」の基礎が一帯に残されているのでした。橋本駅から「香福寺/建長寺末寺」を経て長屋門が並ぶ(神奈川県街並み百撰)を経て橋本宿で一服して。途中境川を渡って、瑞光寺(曹洞宗寺子屋が在った)を歩きましたこの間は大山街道と明治の絹産業で繁栄した橋本を実感出来ました、随所に「秋葉大権現」や「大山講供養塚」を観て午前中の最後が相原高校跡地です。現在は地下2階まで工事は完了しているものの地上部分は計画未定で工事未着手の様でした。新任の静岡県知事も「リニア新幹線」に協力する方針を明確にしているので地上部の計画が確定すれば相模原市は一段と熱気を集める事でしょう。橋本駅南口で弁当を求めてバスに乗って「相模原北公園」にむかいました。相模川の河岸段丘を活用した多目的公園は西に丹沢の山脈が開けて薔薇の花壇が素敵な公園でした。私の歩数計は1漫歩を越えて楽しくも健康的な一日を過ごせました

竹内 正敏 (13期)