ホーム活動報告・会報記事歴史・文学散歩牧野記念庭園ー石神井公園ー長命寺を歩く

歴史・文学散歩牧野記念庭園ー石神井公園ー長命寺を歩く

今回の散歩、昨年2月に亡くなった元同窓会事務局長三春勝正氏(6期)最後の企画でした。三春氏は、元本校社会科教師金子省治先生の後を継いで、この同窓会歴史文学散歩を十数年にわたって企画し案内してくださいました。
ここ数年は年度末に東京の桜を巡りながらの散歩を計画してくださいました。
出発地の大泉学園駅は西武池袋線の練馬区内の最西の駅です。
練馬区は戦後1947年板橋区より分離し成立しました。
23区の北東部になり、私は足を踏み入れた事ないと思っていましたが、在学中の年度末の黙想会に参加した上石神井の「黙想の家」はこの練馬区の南端でした。
駅の南に、牧野富太郎博士が1926年以来亡くなる1957年まで活動拠点となされた地が記念公園として公開されています。
庭園のガイドをお願いしたのですが、先を急いたので、十分な時間を取れず申し訳ありませんでした。
次に訪れた三宝寺池は武蔵野台地からの湧水池で下流の石神井池とともに、石神井公園として、武蔵野の自然環境を保護されてきました。
この公園の南に残る豊島氏が祀った氷川神社、豊島氏滅亡後この地に移された三宝寺を巡り、区立「ふるさと文化館」で昼食となりましたが、隣接する「池淵史跡公園」も割愛せざるえませんでした。
石神井池からも流れてる石神井川両岸は桜並木が整備されていましたが、残念ながら今年も桜は蕾のままでした。
最後に訪れた長命寺は、江戸時代「東の高野山」として江戸庶民の信仰を集め史跡「奥の院」も現存しますが、平地で宅地がせまり、残念ながら面影はありませんでした。
この一帯は高野台と呼ばれ解散地「練馬高野台駅」にその面影を残しています。今回も18名の参加者とともに無事散歩ができました。

今年度より私が企画することになりましたので、来年度企画にご希望があれば同窓会事務局までお寄せください。
同窓会事務局 admin@eikoalumni.org

大島 弘尚 (14期)